宮迫博之に「白旗」を上げさせた粗品が“終了決意”か テレ朝の冠バラエティが時期外れ打ち切りへ

宮迫博之、粗品(霜降り明星)(C)ピンズバNEWS

このところのお笑い界の話題と言えば、元雨上がり決死隊の宮迫博之(54)と霜降り明星の粗品(31)の“バトル”だろう。

発端となったのは、粗品が4月にテレビ番組で宮迫を「先輩ちゃう!あんなもん」と吐き捨てた件を、人気YouTuber・ヒカル(33)が5月28日に開いた自身の誕生日イベントで出席していた宮迫に告げたことだった。

イベント中に宮迫が「粗品! テレビ出ていた時の俺を超えてから言え! 『アメトーーク』(テレビ朝日系)みたいな番組作ったっけ?」と酔った勢いで言い放った動画が拡散。同31日の『霜降り明星のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で相方のせいや(31)がその話題を粗品に振ると、粗品は「知名度ある一般人の方お2人にあんなに言っていただいて」と皮肉で返答した。

そして、宮迫は6月3日に『「知名度ある一般人から、お話があります」』と題したYouTube動画で粗品へ向けて「もういいです。僕はもう負けでいいです」「しんどいです」など、白旗宣言をしたのである。

「別件では、5月28日に宮迫さんが“6月3日放送の『匠の教室』(千葉テレビ)で地上波復帰する”と告知していたのに急遽放送は中止。これにも粗品さんは容赦なかった。宮迫さんが“白旗宣言”をした3日に、粗品さんは自身のYouTubeチャンネルで“ザマアミロー!”と叫ぶ動画を投稿していました。さすがにファンからも“やりすぎでは?”という声が出始めていて、動画コメント欄は賛否両論の状態になっていますね」(女性誌ライター)

そんな宮迫との“バトル”が注目を集めている粗品だが――お笑いプロ関係者は話す。

「粗品さんは今、超イケイケですよね。そんな粗品さんを巡るところでは、宮迫さん以外のところでも話題になっていることがあるんです。それは、冠番組の“時期外れ”の終了話。番組改編の時期でもないのに、もうすぐ霜降り明星がMCの土曜深夜(日曜3時00分~)の冠番組『霜降りバラエティX』(テレビ朝日系)が終了するとという話なんですよね……」

■過激なYouTubeは大人気

『霜降りバラエティX』は、霜降り明星の東京進出後初の在京キーでの冠番組。2019年4月に『霜降りバラエティ』として木曜深夜(金曜1時59分~)の番組として始まり、21年10月に現在の放送枠へ移動。同時に現在の番組名に改題された。

霜降り明星がゲストとさまざまな企画に体当たりでチャレンジしていく番組で、6月8日深夜には『修学旅行の就寝前の雰囲気で一番面白いのは誰?寝る前王・上京芸人SP完結編』が放送予定であるが、

「その『霜降りバラエティX』が、近日中に打ち切りになると言われているんです。普通、番組が終了するのは3月末や9月末など、番組改編期ですよね。にもかかわらず、このタイミングで終了すると。そして、その理由は、どうやら粗品さんにあるという話でして。

粗品さんの中で番組継続の意思が薄れていっているようで、粗品さんサイドから“もういいんじゃないでしょうか”という意向が出て、改編時期ではないが終了の調整に入っているといいますね」(前出のお笑いプロ関係者)

前出のお笑いプロ関係者は続ける。

「過熱している宮迫さんイジリでも分かりますが、粗品さんはかなり奔放で破天荒な芸人。それでいて“お笑い”にはとにかく厳しく、今や大人気バラエティの『新しいカギ』(フジテレビ系、2021年4月~)でも、番組スタッフに非常に厳しかったと言われていますよね。

『霜降りバラエティX』は25分番組としてスタートしたのが現在は20分番組になっているし、時間帯も当初よりさらに遅い時間帯になっている。同番組ではさらなる笑いを追求していくのは難しい、と判断したということでしょうか。現在の粗品さんは、テレビ番組だけでなく、劇場出演に加え、ラジオ、YouTubeや音楽活動などなど多数の仕事を抱えていますし、その辺りのスケジュール面もありそうですが」(前同)

弊サイトはテレビ朝日に『霜降りバラエティX』の終了について問い合わせたところ、「今後の編成に関してはお答えすることはありません」ということだった。

宮迫だけでなく方々を斬りつけていくYouTubeは絶好調で、多くのコアなファンを持つ粗品。霜降り明星の東京進出後初の在京キーでの冠番組を終了させ、次なるステージに進もうということか。

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