メンバーが揃わず完敗のDeNA…谷繁元信氏「けが人と再調整が多すぎる」とOB目線で苦言を呈す…

◆ 「踏ん張りどころだと思います」

DeNAがソフトバンクに大敗。借金も5まで膨らみ、リーグ最速の30敗となってしまった。この日は先発の森唯斗が早々に崩れ、序盤に大量失点。攻撃陣もリバン・モイネロの前にタイラー・オースティンのホームランで1点を挙げるのがやっとの状態で、一方的に敗れ去った。

完敗のDeNAに、7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた谷繁元信氏は「けが人と再調整が多すぎる。本当だったらベンチにいなきゃいけない選手がいない」とフルメンバーに程遠い現状に言及。解説として出演した大矢明彦氏も「そうですね。ゲームで働いてもらわなきゃいけない選手が故障と、あと不調っていうこともあるんでね」と同意。

さらに「若手の底上げは、やはりどのチームもそうだけどもしっかり考えていかないと。 使える選手が足りなくなるんでね。ファームとよく話し合いをしながら、どういうところでどういう選手が使えるかっていうのを、上と下でよく話をしながら、(チームを)作っていかないといけないと思うんですね」と現状打破のヒントを口にした。

最後に谷繁氏は「今のベイスターズは踏ん張りどころだと思いますね」とOBとしても心配している様子を見せた。この日は石田健大が左肩の肉離れ、宮﨑敏郎も左太腿の軽い肉離れ、山﨑康晃は不振で再調整とファーム行き。この日も上茶谷大河が走塁中に左足首を捻って担架で運ばれるなど、立て続けに悪夢のようなことが起きているDeNA。ここから巻き返すことができるのかにも、要注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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