楽天アンバサダーの銀次さん、山形九小で教室 スポーツの魅力伝える

「予告ホームラン」で児童を喜ばせるアンバサダーの銀次さん=山形市・山形九小

 プロ野球・楽天が東北6県で繰り広げている「TOHOKU SMILE ACTION」の一環として、元選手で球団アンバサダーの銀次さんらが7日、山形市の山形九小を訪れ、野球体験などを通して6年生93人にスポーツの魅力を伝えた。

 銀次さんと石田隆司、古川翔輝、佐野公祇の各アカデミーコーチが訪問した。トスバッティング体験で「かっ飛ばせ」コールが湧く中、鋭い打球を放って児童を驚かせた銀次さんは「弓を大きく引いて矢を射るようなイメージで打つと、遠くに飛ばすことができる」などと助言した。

 子どもたちはクラス単位で協力して球を的に当てるゲーム、選手の名前入りタオルを頭上で回す応援練習などで汗を流した。長南小春さん(11)は「銀次さんを間近で見られてうれしかった。野球の試合を見てみたくなった」、中川真結さん(11)は「チームワークの大切さが分かった」と話した。

 28日に山形市のきらやかスタジアムで行われるパ・リーグ公式戦「東北楽天ゴールデンイーグルス―埼玉西武ライオンズ」を前に、楽天野球団が企画した。

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