50代巡査長を所属長訓戒 男性とトラブル、損壊 三重県警

 私生活でトラブルになり、他人のヘルメットを壊したなどとして、三重県警は7日、警察署所属の50代男性巡査長を先月31日付で所属長訓戒としたと明らかにした。

 県警によると、巡査長は4月14日夜、50代男性とトラブルになり、男性の携帯電話を投げ捨て、ヘルメットを地面にたたきつけて壊したとされる。

 関係者から相談があり発覚。被害者から窃盗と器物損壊の疑いで告訴状が出され、県警は先月31日付で巡査長を書類送検した。既に示談が成立し、告訴を取り下げられたという。

 巡査長は県警の聞き取りに「犯罪行為をすることはあってはならない。深く反省している」などと話しているという。県警は「職務倫理の徹底を図り、再発防止に努める」としている。

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