「出なきゃ意味ない」斉藤光毅がパリ五輪に懸ける想い。久々の代表活動で“焦り”も「アジカップを経て、すごいひとつになっている」

U-23日本代表の一員として、アメリカ遠征に臨んでいる斉藤光毅が、JFATVの『Team Cam』内でインタビューに対応。パリ五輪への熱い想いを覗かせた。

横浜FC育ちの斉藤は今季、同じくパリ五輪世代の三戸舜介と共に、スパルタで活躍。怪我で離脱した期間を除いて先発で出続け、エールディビジ21試合で3ゴール・5アシストをマークした結果、現地オランダの大手メディア『AD』が選出する年間ベストイレブンにも選出された。

一方で、4月の代表ウィーク外に開催されたU-23アジアカップ兼パリ五輪最終予選では選外に。今回が久々の代表活動となったなか、仲間たちとの再会に充実感を滲ませている。

「みんな明るいし、面白い人たちばかりなので、サッカーをしていて楽しいです。アジカップを経て、すごいひとつになっている感はあるので、そこに遅れずに入っていきたいと思っています」

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18人という、限られた五輪メンバーに入るために。22歳のアタッカーが強く意識するのは、目に見える結果だ。

「アジアカップに行けなかったので、久しぶりだし、オリンピックに向けて本当に大事な遠征なので、しっかり自分のプレーを出して、何か残せればいいかなと。オリンピックに向けて、ずっとこの代表でやってきたので、出なきゃ意味ないし、日本にとっても自分にとっても大きな大会にしたいので、自分の力をオリンピックに向けて出したいです。

インパクトはやっぱり結果。得点やアシストが大事になると思うので、そこはこだわっていきたいですし、それだけにならず、しっかりチームに貢献できるように、戦う部分や走る部分はやっていきたいです。本当に厳しい枠の中ですが、やっぱり自分のプレーを出すことしかできないと思うので、選ばれるようにしっかりと結果を残していきたいです。一人ひとり、チームであり、ライバルなので、そこはこだわっていきたいと思っています」

オランダの強豪PSVからの強い関心が報じられている斉藤。今夏に金メダルとステップアップを勝ち獲れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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