【新日本】EVIL モクスリー援軍の第三世代に暴言連発「何一つ尊敬することのできない存在」

王者ジョン・モクスリー(左)と対峙したEVIL

新日本プロレス9日大阪城大会でIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー(38=AEW)に挑戦するEVILが、前日調印式で暴言を連発した。

同戦は両軍のセコンドが四方を取り囲み、場外に転落した場合はリングに押し戻されるランバージャックデスマッチで行われる。極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」を率いるEVILに対し、モクスリーは弟子の海野翔太と本隊のベテラン勢(永田裕志&天山広吉&真壁刀義&タイガーマスク)をセコンドに指名している。

この日の会見で王者と対峙したEVILは開口一番「偽物チャンピオン、モクスリー、テメエに言いたいことはよ…お前は大きな選択ミスをしたバカヤローってことだよ。いまさら第三世代なんて連れてきて一体何ができるんだ、コノヤロー。お前は何も知らないようだから教えといてやるよ。アイツらは人として、人間として、何一つ尊敬することのできない存在だよ」と罵詈雑言の雨あられ。

さらに「身も心もジジイになっちまった単なるゴミカス…おっと、ジジイの前にクソつけるの忘れちまったよ。明日はよ、お前だけじゃねえよ。あの第三世代のゴミカス、あと翔太。アイツらもろともゴミ処理してやるからな。感謝しろよ、分かったか、よく覚えとけ」と言い放った。

今シリーズはかつてウィル・オスプレイが自作したベルトを持ち出し、自身が本物の王者であると主張してきたが調印式には持参せず。「お前もコイツ(モクスリー)が手癖悪いの知ってるだろ? ここに持ってきたらコイツに泥棒されるだけだろ。明日持ってきてやるからよ、それだけだよ」とこれまでのH.O.Tの悪行を棚に上げてのたまった。

一方で新日本プロレスは先日、棚橋弘至社長が発表した10の指針の中で「介入・乱入の阻止」を掲げH.O.Tの反則を厳しく取り締まることを予告している。これについて質問を受けたEVILが「アイツらに言っといてやる。お前らが先に、表で手を出したんだからなってことだよ」と不快感をあらわにする一幕もあった。いずれにせよ大阪決戦は乱戦必至だ…。

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