泥んこになって食育学ぶ 新横浜公園 水田に子どもたち 横浜市港北区

懸命に稲苗を植える子どもたち

米作りや自然観察を通し、自然を学ぶ場を提供している鶴見川舟運復活プロジェクト(大谷佐一会長)は6月1日、新横浜町内会との共催で、毎年恒例の「田んぼで田植え体験」を新横浜公園内の水田で実施した。

当日は天候にも恵まれ、青空の下、大勢の親子連れなどが参加。子どもたちは楽しそうに歓声をあげながら田んぼに入り、泥に足をとられながらも、懸命に稲苗を植えていた。

植えられたのは「マンゲツモチ」(もち米)で、10月に稲刈りする予定。うまく育てば約60kgの米が収穫されるという。

町内会HPのお知らせを見て、初めて参加した間(あいだ)斗和輝(とわき)くん(5)は「楽しい」と喜び、慣れた様子で稲苗を植えていた。母親は「こんなところに田んぼがあるとは知らなかった。良い食育になってありがたい」とコメント。大谷会長は「田んぼに入るということ自体、なかなかできない体験。笑顔で楽しんでくれてよかった」と話していた。

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