日本ラグビーフットボール協会は６月６日、この日から宮崎市で始まった日本代表宮崎合宿に、静岡ブルーレヴズのロック、桑野詠真選手（２９・福岡県出身）の追加招集を発表しました。
桑野選手は５月３０日の合宿メンバー３５人の発表の際に、合わせて発表された追加招集の可能性のあるバックアップメンバー３３人に入っていました。
桑野選手は筑紫高校時代に高校日本代表に選出、４年時には主将を務めた早稲田大学を経て、２０１７年に前身のヤマハ発動機ジュビロに入団。２ｍ近い長身の外国籍の選手が務めることも多いロックのポジションを１９３㎝１１２㎏の体格を武器に争ってきました。
今回、ブレイクダウンのボール争奪戦に優れ、高い走力を持つ点が、「超速ラグビー」を掲げるエディー・ジョーンズ新ヘッドコーチの目に留まったものとみられます。
桑野選手はチームの公式ＨＰで「追加招集として代表選出され驚きましたが嬉しい気持ちです。個人としては日本代表のｃａｐを取ることも目標ですが、ラグビースキルを磨き、人間としても大きく成長できるように毎日出し切ってきます。」とコメントしています。
新生エディージャパンは２２日の国立競技場でのイングランド代表とのテストマッチで船出。その後、来月にかけてマオリ・オールブラックス（マオリ族ルーツのニュージーランド選手で構成）、ジョージア代表、イタリア代表と国内で戦います。
