リハビリ中のメッツ・千賀滉大、復帰への第一歩!「10日か11日にはブルペンで投球練習を行なう予定」地元紙が報道

右肩の張りや炎症などでリハビリを続けているニューヨーク・メッツの千賀滉大が、数日中にブルペンで投球練習を再開するという。

地元紙『New York Post』は、「ジェレミー・ヘフナー投手コーチが、(現地)10日か11日にセンガがブルペンに入る予定だと語った」と伝えた。

千賀は春季キャンプ中から右肩痛に悩まされて負傷者リスト入り。4月下旬に打者を相手にするライブBPに登板したものの、右肩の違和感が拭えなかった。あらためてMRI検査を受けると、右上腕三頭筋付近の神経炎症が判明。炎症をおさえるコルチゾン注射を受けていた。

「5月初めに、マイナーリーグでのリハビリ登板を行なう予定だったが、センガはそれをキャンセルしてメカニクスを改善したいと語っていた。復帰するには、予定されているブルペン投球を終えた後も、コントロールされた環境下で打者と対戦する必要があるだろう」
こう記した同紙は、「現時点で復帰の時期は、オールスターブレイクあたりを最良のケースと見ているかもしれない」と、現地7月16日にテキサスで行なわれるオールスター前後に千賀が復帰すると見立てた。

千賀はMLB1年目の23年シーズンに大活躍。29試合で12勝7敗、防御率2.98をマークして、新人王2位、サイ・ヤング賞では7位に入った。今シーズンはいまだ登板しておらず、万全の状態での復帰が期待される。

構成●THE DIGEST編集部

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