色とりどり100点超、来場者に癒やし 八戸公園で「春のバラ展」

色とりどりのバラの切り花が並ぶ会場

 園芸愛好家団体・八戸ばら会(久保芳雄会長)主催の「春のバラ展」が8日、八戸公園緑の相談所展示室で始まり、会員が丹精込めて育てた色とりどりの一輪咲きやアレンジメント作品が来場者の目を癒やしている。9日まで。

 1958年結成の同会は毎年6、10月に展示会を開催。今回は会員約20人が100点超を出品し、うち40点は8日の審査会で品評され、受賞作品が選出された。狭山路(さやまじ)品種の大輪で最高賞の会長賞に輝いた大内智美さんは「上品な色付きや葉のバランスなど、全体の美しさを楽しんでほしい」とPRした。

 園内ではガーデニング雑貨や植物苗などを販売する「ローズガーデンマルシェ」、キッチンカーのコーナーもあり、来場者が回遊しながら穏やかな時間を過ごしていた。

 入場無料。開催時間は午前9時~午後4時。午前9時半から、紙粘土でバラの花を作る教室も無料で開かれる。【全文】

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