パリ五輪・パラ「万全で本番を」 県内水泳関係者が山形で激励

県内水泳関係者から激励を受ける斎藤元希選手(中央)ら=山形市・ヤマコーホール

 パリ五輪の水球男子日本代表・鈴木透生(とうい)選手(24)=イカイKingfisher74・山形市出身=と、パリ・パラリンピックの競泳男子(視覚障害区分)日本代表・斎藤元希選手(25)=スタイル・エッジ、日大山形高出=らの激励セレモニーが8日、山形市のヤマコーホールで行われ、県内の水泳関係者がエールを送った。

 水球では男子コーチに順天堂大助教の長沼敦さん(41)=山形工高出=が選ばれており、3人の活躍を後押ししようと県水泳連盟などが企画した。斎藤選手のほか、鈴木選手の父功一さん(61)と長沼コーチの母千歳さん(74)が代理で出席した。

 同連盟の武田聡会長が「本県で生まれ育った選手が不断の努力を重ね、出場権を獲得したことは大変素晴らしい。体調を万全にし、本番に臨んでほしい」と激励。同連盟、東北水泳連合、山形市水泳連盟が3人に激励金と花束を贈った。斎藤選手は「初出場だった前回は自己ベストを出せたことが自信につながった。精いっぱい泳ぎ切り、山形の皆さんが盛り上がるようなレースを見せたい」と意気込みを語った。

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