「命の尊さを感じてほしい!」広島市三次市の幼稚園でヒツジの毛刈り

広島県三次市にある幼稚園で、園児たちが「ヒツジの毛刈り」にチャレンジしました。

三次中央幼稚園は、動物に触れることで園児たちに命の尊さを感じてもらおうと、さまざまな動物を飼育しています。

毛を刈るヒツジは5歳のメス「くりーむちゃん」。園児たちが毎日、エサやりをして、大切に飼育しています。

ヒツジの毛刈りは、夏の暑さに備えるための恒例行事で、年長の44人が体験しました。寝転んだくりーむちゃんの感触を楽しみながら、専用のバリカンでていねいに刈り取っていきました。

園児たち
「がんばれ。こーちゃん」

― やってみて、どうだった?
「ちょっと怖かった」「ふわふわだった」「涼しそうだった」

1時間のカットを終えた「くりーむちゃん」は、すっきりとしたスタイルになりました。刈り取ったおよそ3キロの毛は洗って乾かした後、園児たちの工作の教材として使われるということです。

© 株式会社中国放送