とにかく明るい安村、パンツ姿でノーバン投球 元甲子園球児に拍手「ブーイング食らうかと…」

始球式に登場したお笑い芸人のとにかく明るい安村さん【写真:小池義弘】

「パンイチは初」でブーイング覚悟も…「万波選手も笑っていました」

■ヤクルト ー 日本ハム(9日・神宮)

お笑い芸人のとにかく明るい安村さんが9日、神宮球場で行われたヤクルト-日本ハム戦で始球式を行った。北海道出身の安村さんがパンツ姿で投じた一球は、完璧な制球でノーバウンドで捕手のミットへ吸い込まれ「届いてよかったですね。ノーバンで、ノーパンで。安心してください、100点ですよ!」と満足気だった。

試合前は88番のユニホームに、黄色のド派手なズボンを履いてファウルグランドでキャッチボールをしていた。しかし“本番”ではズボンを脱ぎ、上半身はユニホーム、下半身はパンツ姿でマウンドへ。お馴染みの曲に合わせてポーズを決めたあと、ノーバウンド投球を見せた。

始球式はこれまでも経験があるが、「パンイチは初めて」だという。理由を聞かれると「いいですって言われたんで。これまではなかなか……。よかったです。ハハハ」と豪快に笑い、「野球をやっていたので、神聖なマウンドに上がるというのがすごい緊張していました。ブーイングを食らうかと思ったんですけど、万波選手も笑っていました」と振り返った。

旭川実業高時代には野球部に所属し、控え選手ながら甲子園に出場している元高校球児。昨年8月にも神宮球場で行われた中日戦の始球式に登場し、見事なストライク投球を披露していた。(Full-Count編集部)

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