全授業を英語で学ぶ一日 松山中央高

ALT(右)と英語でやり取りする松山中央高生

 愛媛県立松山中央高校の生徒が、すべての授業を英語で学ぶ「イングリッシュデイ」が5日、松山市井門町の同校であった。英語系コースの2、3年生約70人が外国語指導助手(ALT)による地理や芸術などの授業を通し、英語力を高めた。

 生の英語に触れながら、海外の歴史や文化に興味を持ってもらおうと毎年実施。中予地区の県立校で指導しているALT6人が同校に集い、授業を担当した。

 「松山市の特徴を漢字で表現するには」というALTの質問に、生徒は3~4人のグループを作り、英語で相談。日本語を発すると、顔にシールを貼るペナルティーを設け、ゲーム感覚で取り組んだ。昼食時には生徒がALTに趣味や好きな映画などを質問し、会話を弾ませた。

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