インテル、ラツィオ、アタランタなど強豪が関心のAZ菅原由勢が注目の去就に言及。「自分が成長できる場に身を置きたい」

6月9日、日本代表は11日にエディオンピースウイング広島で行なわれる北中米ワールドカップ・アジア2次予選(第6節)のシリア代表戦に向けて、広島県内でトレーニングを行なった。

セリエA王者のインテルやヨーロッパリーグを制したアタランタ、鎌田大地の退団が決定しているラツィオなどからの関心が取り沙汰されているAZの菅原由勢が練習後の取材に応じ、去就について言及した。

「最初にAZに入ったときから、世界のトップを目ざしてヨーロッパに足を踏み入れたのは間違いないし、常にレベルアップさせるっていうところは自分に矢印を向けてやってきたんで、それがAZだろうが他のクラブだろうが変わらない」

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そう切り出した23歳のDFは、「僕自身まだ先のことは決まってないですけど、しっかり自分が成長できる場に身を置きたいと思ってるし、それが結果的に良い移籍か失敗と言われるような移籍かというのは、自分自身が行って結果を残すか残さないかだと思う」とコメント。こう言葉を続けている。

「しっかり自分のキャリアを自分自身で考えた上で、良い決断だったと言えるような移籍が、できるかもしれないし、もしかしたらできないかもしれないし、まだまだ全然不透明」

まずは11日のシリア戦に集中すると強調したが、その後の動向にも注目が集まる。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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