古江彩佳は1打届かず2位 ストーム7打差逆転で初優勝

1打差の2位で3日間大会を終えた古江彩佳(撮影/村上航)

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 最終日(9日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州)◇6190yd(パー71)

52位から出たリネア・ストーム(スウェーデン)が1イーグル、9バーディ、大会コースレコードを更新する「60」をマーク。7打差を逆転する通算14アンダーでツアー初優勝を飾った。

7位から3打差を追った古江彩佳は6バーディ、ノーボギーの「65」と伸ばし、メーガン・カンと並ぶ通算13アンダー。今季自己ベストの2位で終えた。

古江は強風が吹くフィールドで前半に5バーディを奪取。「昨日まで前半でバーディが獲れなかったので、そこはクリアできた」と2打差で折り返したが、後半は強弱をつけて吹く風に苦しみ「難しくてバーディが獲れなかった」と1バーディにとどまった。首位に1打差に詰め寄って迎えた最終18番(パー5)では、グリーン奥から3打目のアプローチを寄せ切れずにパーどまり。ルーキーシーズンの2022年「スコットランド女子オープン」以来となるツアー2勝目に1打とどかなかったが、「ポアナ芝(のグリーン)で初めて3日間うまくラウンドできて、上位フィニッシュできたことはうれしい」とうなずいた。

古江と同じ7位スタートの西郷真央は2バーディ、2ボギーの「71」と伸ばせず、渋野日向子、西村優菜と並ぶ通算7アンダーの21位で3日間を終えた。渋野は27位から5バーディ、3ボギーの「69」。西村も37位から1イーグル3バーディ、1ダブルボギーの「68」と伸ばした。

前年覇者のアシュリー・ブハイ(南アフリカ)は通算8アンダーの12位だった。

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