久保建英&長友佑都は負傷抱えシリア戦欠場も 森保監督「けがのリスクがあるなら…」

久保建英 長友佑都

日本代表の森保一監督が、負傷を抱えるMF久保建英(レアル・ソシエダード)とDF長友佑都(FC東京)の状態に言及した。

森保監督は10日、北中米W杯アジア2次予選シリア戦(11日、広島)に向けて会見に出席。太もも裏痛の久保、右ふくらはぎ痛の長友について説明した。

「代表活動のなかでプレーできる判断のもと、彼らは招集させてもらっている。可能であればプレーしてもらいたい」と前置きした上で「ただし、予定と現実は違う場合があるので、今トレーニングには復帰しているが、最終的に今日のトレーニングをした後、メディカルと話をして、けがのリスクがあるようなら、そこで無理するところではない。そこでプレーしてもらうかどうかの判断をしていきたい」とシリア戦の出場は慎重に見極める方針を示した。

続けて「9月の活動まで時間が開くので、チームの戦術を合わせていきたいが、けがをしてしまって、そのけがが尾を引いて所属クラブの活動だったり、今後の選手のキャリアに響くことがあっては良くないと思うので、そこはけがの状態を見ていくことを最優先にしたい」と重ねて強調し、シリア戦は無理をさせず欠場の可能性も出てきた。

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