出島和蘭商館跡に「顔出しパネル」 活水高校生もデザイン案で一役【長崎市】

旅の思い出に観光地で写真を撮ることが多いと思いますが、10日、長崎市内に新しいフォトスポットが誕生しました。

オランダの雰囲気を写真におさめることができます。

注目の撮影スポットが誕生したのは長崎市の出島和蘭商館跡です。

KTN記者
「オランダの民族衣装を着た気持ちになれるパネルが設置されました。いい写真が撮れそうです」

長崎出島ロータリークラブが創立25周年を記念してオランダの伝統衣装と木靴をイメージしたパネルを寄贈しました。

「出島をよくしたい」というプロジェクトの一環で、国の内外の観光客に喜んでもらおうと製作しました。

長崎出島ロータリークラブ 塚本 敏 会長
「出島から出島という思いを繋げるものがないかということで起案に至った」「長崎の街がもっと観光客で溢れるようになっていけばなと思う」

このパネルは活水高校の生徒とタッグを組んで作りました。

高校生がデザイン案を考え、パネルの完成までに約4カ月かかりました。

お披露目されたパネルで、さっそく撮影を楽しむ観光客の姿が見られました。

大阪からの観光客(親子)
「楽しかったです。いい思い出です」

パネルは6月いっぱい出島和蘭商館跡の芝生広場に設置され、7月以降は旧出島神学校1階の休憩室に置かれる予定です。

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