「児童には申し訳ないしかない」教諭が…深夜の小学校に忍び込み、同僚の机の引き出しから現金2500円盗む 懲戒免職処分 ギャンブルなどで金の工面に困り計画か

島根県益田市の小学校に勤務していた男性教諭が同僚の机の引き出しから現金を盗んだとして、島根県教育委員会は10日付で、男性教諭を懲戒免職処分としました。

懲戒免職となったのは、益田市立中西小学校に勤務していた25歳の男性教諭です。

島根県教育委員会によると、男性教諭は、4月30日の深夜、勤務する小学校の職員室に侵入し、同僚教員の机の引き出しにあった小銭入れから現金2500円を盗んだということです。
金が減っていることに気づいた同僚が教頭に相談し、校長が男性教諭に事情を聞いたところ、金を盗んだことを認めたということです。

男性教諭は、ギャンブルなどに金を使い、金の工面に困っていて、誰もいない深夜の学校に計画的に侵入し、金を盗んだものとみられています。
盗んだ金は返金済みで、他の被害は見つかっていないことなどから、県教育委員会は、刑事告発はしないとしています。

男性教諭は「身勝手な行動で多くの人に迷惑をかけた。児童には申し訳ないしかない。」と話しているということです。

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