「ありえない」前田大然のWB起用にセルティック地元メディアは驚き!「マエダが前向きなのは良かった」

セルティックに所属する日本代表の前田大然は、6月6日に行われたミャンマーとのワールドカップのアジア2次予選で左ウイングバックとしてプレーした。

決定機を逃した前田は「ああいうところを決めないとダメ」と反省し、得点をあげることへの意欲を表している。WBというポジションについても、「やったことのないポジションなので新鮮だし、楽しみな部分もある」と前向きな姿勢だ。

周知のとおり、セルティックでの前田は4-3-3のウイングを担当している。それだけに、WB起用は現地メディアにとっても興味深いものだろう。

ただ、セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は、前田がブレンダン・ロジャーズ監督の下でWBを務めることはないとの見解を示した。ただ、選手の反応には好意的な印象を受けたようだ。

【PHOTO】試合会場となる「エディオンピースウィング広島」で前日トレーニングを行った日本代表!
同メディアは9日、前田のコメントを紹介しつつ、「ロジャーズがマエダをこの役割で使うことはあるだろうか?」と報じている。

「ありえないと言わざるをえない。監督は4-3-3の大ファンであり、すぐに変えることはないだろう」

「良かったのは、マエダが変更に対して前向きで、日本だけでなくセルティックでも進化するために必要な変化を理解できる適応性があるということだ。セルティックのサポーターは、マエダがケガなく代表活動を終え、シーズンに向けて休めることを願っているだろう」

前田は並外れたスピードと運動量、労を惜しまない献身性で評価を高めてきた。リーグ3連覇につながったダービーで、決勝点を誘発した際にスタンドに飛び込むなどし、サポーターの好感度も上がっている。

まずは日本代表での活躍が期待されるのはもちろんだ。そのうえで、セルティックで前田がさらに飛躍できるか注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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