つかまった球を打つポイントは右ヒジと右ヒザにあり! ツアー屈指の飛ばし屋・竹本梨奈&新藤励がポイントを解説!

マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー屈指の飛ばし屋である新藤励(左)と竹本梨奈(右)(撮影:福田文平)

JLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための場であるマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー。本ツアーに参戦する選手のなかでも屈指の飛ばし屋である竹本梨奈と新藤励にドライバーでつかまったボールを打つポイントを聞いた。

■右ヒジを懐に入れたら 斜め後ろに胸を向ける

250ヤードを超えるドライバーに加えて、ピンを狙うゴルフが魅力の竹本梨奈。2021年にネクストヒロインツアー初優勝を挙げ、昨年は安定した活躍で年間ポイントランキング23位となった。そんな竹本がドライバーで球をつかまえるコツを教えてくれた。

「安定して球をつかまえるポイントは、体を回転させることだと思います。手首を返して球をつかまえようとすると、タイミングが合わなかったときに左右どちらのミスも起こってしまいます。なので私は、ダウンスイング前半で軸を倒さないようにしながら、右ヒジを懐に入れ、ダウンスイング後半で胸を左後ろに向ける意識を持っています。こうすれば、手先ではなく体を使ってスイングできますよ。

■切り返しから先は“右ヒザ我慢”です

JLPGAティーチングA級のライセンスを持ち、今年はステップ・アップ・ツアーにも参戦している新藤励。出場した2試合で、どちらもトップ10に入る活躍。ネクストヒロインツアーでも第6戦の「PGM CUP」で2位に入るなどの活躍を見せている。そんな新藤がドライバーでカット軌道にならないコツを教えてくれた。

「カット軌道になると球をつかまえるのは難しい。私は、右ヒザの使い方を意識して、インサイドからクラブが下りるようにしています。切り返し以降で右ヒザが前に出ると、体が起き上がってヘッドの動きが不安定になってしまう。右ヒザが前に出るのを我慢しながらクラブを下ろせば、前傾をキープしやすくなり、インサイドからクラブを入れられますよ」

■竹本梨奈
たけもと・りな/2000年生まれ、新潟県出身。21年のマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー「ACNチャレンジカップ」ではプレーオフを制して初優勝を手にした。

■新藤励
しんどう・れい/2000年生まれ、群馬県出身。JLPGAティーチングA級ライセンスを所持。昨年は自身初の最終プロテスト進出。今年はステップ・アップ・ツアーにも参戦している。

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