故郷の思い出話で交流 関西佐賀県人会、総会に270人

約270人が出席して親睦を深めた関西佐賀県人会の交流会=大阪市

 関西在住の佐賀県出身者でつくる関西佐賀県人会(八田信男会長)の総会と交流会が1日、大阪市のホテルで開かれ、約270人が出席して親睦を深めた。

 交流会では吉野ケ里歴史公園、唐津市の曳山展示場などを訪れた昨秋のふるさとバスツアーの様子を動画で紹介。来賓の山口祥義知事が江藤新平・島義勇没後150年の顕彰事業、国スポ・全障スポの準備状況などを報告した。

 ステージでは管弦楽の三重奏、ポリネシアハワイアンショーといったアトラクションに加え、佐賀を舞台にした映画「ら・かんぱねら」のスタッフによるPRタイムもあった。参加者は県産食材を使った食事を楽しみながら、互いの近況や思い出話に花を咲かせた。

 八田会長は「佐賀県人は内に秘めたパワーが強い。今日感じたパワフルさを県人会としてもこれからもっと外に向けて発揮していきたい」と話した。(辻正宏)

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