【バレーボール】26得点の西田有志 妻・古賀紗理那ら女子代表にエール「楽しんでやってくれたら」

サーブを繰り出す西田有志(Volleyball World提供)

バレーボール男子日本代表の西田有志(パナソニック)は、大一番に挑む妻へ最高の形でバドンを渡した。

ネーションズリーグ(NLV)予選ラウンド男子第2週福岡大会5日目(8日、北九州市・西日本総合展示場)でスロベニアと対戦した日本は、第1セットを25―23で先取。第2セットは19―25で落とすも、第3、第4セットを奪って3―1で勝利した。チームトップの26得点をマークし「タフな試合になったが、チームが勝てたところが良かった」と収穫を口にしつつも「世界一のオポジットになりたいので、しっかりと努力していきたい」と気を引き締めた。

男子代表は3勝1敗で福岡大会を締めくくったが、女子代表は来週からパリ五輪切符を懸けて同大会に参戦する。主将・古賀紗理那(NEC)の夫である西田は「本当にプレッシャーがかかる中での試合だと思うが、日本の男女ともに五輪でプレーするところを僕たち、日本中のみなさんが望んでいる。結果を出せとは言わないけど、バレーボールを楽しんでやってくれたら」とエールを送った。

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