葉山町の松尾真弓さんが、 W70クラス100メートル・15秒44でマスターズ日本新記録 逗子市・葉山町

記録証を手に笑顔の松尾さん(中央)

葉山にこにこ保育園(長柄)の園長、松尾真弓さん(71)が、4月に小田原市で行われた神奈川マスターズ陸上競技記録会に出場し、女子70〜74歳の部(W70)・100メートルで15秒44の日本新記録をマークした。

5月31日には町役場を訪れ、山梨崇仁町長に記録樹立を報告。

山梨町長は「松尾さんのような方が町内にいるのは誇り。10月の町民体力測定の時に、松尾さんの記録を貼りだしましょう」と成績をたたえた。

松尾さんは中学、高校時代に陸上部に所属。100メートルの自己ベストは中学3年で記録した12秒9。しばらく陸上から遠ざかっていたが62歳でカムバックし、以後、週2回、横須賀の不入斗公園などで1時間の練習と、毎日の体幹トレーニングを10年間続けているという。夫が接骨院を営んでおり、「身近にトレーナーがいるのでけがなく競技ができる」と感謝を口にする。また、「記録は5歳ごとなので、これから100歳まで日本記録を出し続けたい」と夢を語った。

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