群馬がサポーター5名を処分。選手バスの発車妨害やスタッフに対する威嚇など。処分対象者は今後増える可能性も

J2のザスパ群馬は6月11日、違反行為をしたサポーターへの処分を発表した。

クラブによると、4月27日にホームで行なわれたJ2第12節のV・ファーレン長崎戦(1-2)の試合終了後、トップチームの選手バスの発車妨害、スタッフに対する威嚇、チームスタッフの乗車するタクシーの発車を妨げる行為などが確認された。

これらが、不退去、立ち入り禁止エリアへの侵入、選手及びスタッフ車両走行妨害などの先導、選手及びスタッフ車両走行妨害、スタッフ乗車車両の走行妨害、威嚇、警備員静止振り切りが違反行為に当たるとして、5名のサポーターに処分を下した。6月2日の18節・モンテディオ山形戦から、1名が6試合、1名が4試合、3名が2試合の入場禁止となった。

【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
群馬は、処分対象者について「今後の行為者からの申し出、クラブによる調査の進捗に応じて増える可能性もございます」としている。

また、「違反行為者ごとに通告のタイミングや期間が異なりますので、事案発生後も該当の方がスタジアムへご来場されておりました。違反内容を通告後、入場禁止期間に沿って入場を禁止とさせていただいております。本来であれば翌試合から該当者への処分など迅速な対応を要するところではありますが、違反行為者の特定、調査や話合いに時間を要し、事案発生から1ヶ月以上経過してのご報告となった旨、お詫び申し上げます」と伝えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社