【ユニクロ】もう古いTシャツで寝るのは終わり!夏の快眠に正解のパジャマが登場

最近、質のいい睡眠という言葉をよく目にします。憧れますよね、質のいい睡眠。そのためにいいといわれる枕を導入したり、睡眠にいい飲料を飲んだり、寝る前にスマホを見ない、など対策もある程度は分かっているつもりです。さらなる対策の一つに寝る前にパジャマに着替えてというアドバイスもあります。これがなかなかできていなくて…。寝るときに、何を着ていますか?

夏の寝間着は「Tシャツ」が70.2%という結果に

6月6日にユニクロの「エアリズム 夏パジャマキャンペーン」発表会があり、そこでユニクロが行った睡眠についての調査と、睡眠の専門家である梶本修身先生(東京疲労・睡眠クリニック 院長)による分析の発表が行われました。

20~60代の男女計1,000人に行った調査で、「夏の暑い季節が長くなる中で、睡眠の悩みが増えてきていると思う」人の数は56.1%で、季節別の睡眠満足度を比較すると夏が40.7%と最も低い数字に。

夏の睡眠時の悩みとしては、「暑くて目が覚める」「寝汗がべたつく」「寝つきが悪い」とあがり、梶本先生は「睡眠休息感が乏しいのが、夏の睡眠の特徴」とのこと。重要なのは、睡眠中の脳温度を下げること。これが夏の睡眠の質を高めるそう。

汗をかき、汗に含まれる水分が水蒸気化することで気化熱を生み出し、周囲の熱が奪われて体温(深部体温)が下がります。そのために体温調整がしやすい寝間着が大事に。

それなのに、「夏の寝間着として何を着ていますか?」の回答で「Tシャツ」が70.2%と、2位の「パジャマ」36.6%と圧倒的な差になり、梶本先生も驚きの結果に。さらに、「Tシャツ」の回答者のうち、35.1%が10年以上前のTシャツを使用していることが分かりました。

快適な寝室環境を整えて、体温調整しやすい衣服を着用することが重要

「睡眠学的に、衣服は睡眠の質を左右する重要なアイテムであり、特に夏は機能性を重視して慎重に選ぶ必要がある」と梶本先生。

日本の蒸し暑い夏に脳温度を下げて睡眠の質を上げるためには、除湿や冷房で快適な寝室環境を整えた上で、体温調整しやすい機能性の高い衣服を着用することが重要。汗を速やかに吸湿して乾かす「速乾性」に優れたパジャマをおすすめするとのこと。

汗をかいてもすぐ乾くなめらかな着心地の夏パジャマ

そこでユニクロは夏の睡眠にぴったりな「エアリズムの夏パジャマ」を提案。エアリズムの夏パジャマは、汗をかいてもすぐ乾くなめらかな着心地です。

ウィメンズはユニクロが開発した360度伸びる「ウルトラストレッチ」で体を締め付けない仕様に。丈が長いので冷房による冷えから守ってくれます。

メンズは今年からメッシュ素材になり、通気性がよりよい仕様に。

店頭や特設サイトでは、速乾性に着目した動画が見られます。さらに衣替えで不要になったTシャツを店舗で回収する「RE.UNIQLO」の取り組みもあるそう。本格的な暑さの前に、古いTシャツから「夏パジャマ」に変えて、夏に快適な睡眠を目指しませんか。

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