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四国経済連合会は11日、高松市で開いた2024年度総会で、新会長に四国電力の会長就任が内定している長井啓介社長(67)を選んだ。長井氏は就任あいさつで、人口減少が進む四国の課題解決の道筋を示した四経連のリポート「四国が目指す将来像」の実践に意欲を示し「歩みをさらに深化、加速させていく」と抱負を述べた。
長井氏は同日付で四国新幹線整備促進期成会の会長にも就任した。
四経連の総会後の会見で長井氏は、経団連が選択的夫婦別姓制度の実現を求める提言を発表したことを受け「(四経連として)たちまちメッセージを発することは考えていないが、しっかりと意識をしていく必要がある。経団連のいろいろな動きを注視したい」と述べるにとどめた。