【マリーゴールド】林下詩美が涙 WWEイヨ・スカイとの両国決戦へ「林下詩美をしっかり刻み込みたい!」

試合後、イヨ・スカイ戦発表に感激する林下詩美

女子プロレス「マリーゴールド」の11日東京・後楽園ホール大会で、林下詩美(25)が高橋奈七永(45)との「パッション注入マッチ」で勝利した。

全日本プロレスの和田京平名誉レフェリーが裁く中、2人は序盤からド迫力の肉弾戦を展開。次第に意地の張り合いとなり、詩美が顔面へのドロップキックを決めると、高橋はサッカーボールで応戦。座りながらのラリアート合戦、ラリアートの相打ちが続いた。

高橋のエゲつない攻撃に、詩美も次第に感情むき出しに。15分過ぎにはついに冷蔵庫爆弾の餌食となるが、気迫でこれをはね返す。最後は前後から魂のラリアートをぶち込み、渾身のハイジャックボムで激闘に終止符を打った。

「未来をかけて今日、試合をした。そして私が勝った。マリーゴールドの未来は、この林下詩美に任せてください!」

試合後にはサプライズが待っていた。米WWEのスーパースター、イヨ・スカイからのビデオメッセージが届き、7月13日東京・両国国技館大会でのシングルマッチが電撃決定した。

感激のあまり涙を浮かべた詩美は「本当に大きな夢の一つがかないます。でも、夢をかなえるだけで終わらせたくない。イヨさんに歴史を、林下詩美をしっかり刻み込みたい!」。夢の舞台まで走り続ける。

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