【インドネシア】プラボウォ氏、ガザ人道会議でヨルダンに[政治]

プラボウォ国防相(中央)は10日、パレスチナ・ガザ地区の人道危機対応に関する国際会議へ出席するためヨルダン入りした(インドネシア国防省提供)

インドネシアの次期大統領プラボウォ・スビアント国防相は10日、イスラエル軍による侵攻が続くパレスチナ・ガザ地区の人道危機対応に関する国際会議「行動の要請:ガザへの緊急人道対応」に出席するため、ヨルダン入りした。

プラボウォ氏は到着後、ヨルダンのアブドラ国王と会談。11日付のインドネシア国防省の声明によると、プラボウォ氏は会談で「ヨルダンは、パレスチナの人々のために戦う上でインドネシアにとって最も活動的なパートナー国の一つである」と述べた。またインドネシアは、死者やけが人が増加し悪化を続けるガザ地区の情勢を注意深く監視しており、現状を非常に懸念しているとも述べた。

プラボウォ氏は1日、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議で、ガザでの人道支援を実施するため、「国連の要請があれば停戦を維持・監視し、全ての当事者に保護と安全を提供するために平和維持軍を派遣する用意がある」と語っていた。

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