岩泉町議の報酬、月2万円増額 条例改正案可決、定数は1減

 岩泉町議会(菊地弘已議長、定数14)は11日の町議会定例会最終本会議で、議員報酬を月2万円増額し、定数を1減の13とする条例改正案をそれぞれ可決した。報酬月額の引き上げは27年ぶり。

 報酬月額は議長が2万1千円増の30万円、副議長が2万4千円増の25万円、議員が2万円増の23万円。新設する常任委員長・議会運営委員長は24万円とした。女性や若者の町政参画を促し、議員のなり手不足解消や議会の活性化を目指すことが狙いで、次期任期から引き上げる。

 定数削減は2017年4月の改選時に1減の14として以来で、人口減少を踏まえつつ広い町域も考慮した。来年4月30日の任期満了に伴う次期町議選から適用する。

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