車いすバスケの熱戦 パラ銀メダリストも登場 観客魅了 横浜市港北区

大勢の観客が見守る中、シュートを放つ鳥海選手

師岡町の商業施設、トレッサ横浜を会場に6月1日、3人制車いすバスケットボールの大会「プッシュアップ(PushUp)」が開かれた。

プッシュアップとは、2022年に誕生した国内現役トップクラスの車いすバスケットボール選手を中心とする3人制バスケットボール「3×3(スリ―・エックス・スリー)」の公式大会。車いすバスケを普段の生活に溶け込んだ身近なスポーツとして認知を広げるため、岐阜や千葉でも大会が開かれている。

当日は、港北区在住の古澤拓也選手や鳥海連志選手ら東京2020パラリンピックの銀メダリストも登場。市内外から大勢集まった観客らは、選手らの巧みな車いすさばきやスピード感、激しいぶつかり合いを息をのんで見守り、真剣なプレーひとつひとつに歓声や拍手を送っていた。

買い物ついでに観戦したという区内の40代男性は「初めて見たが、こんなに激しいものだとは。迫力満点で、車いすバスケのファンになった」と興奮気味に話していた。

© 株式会社タウンニュース社