2024年は150隻前後が寄港予定…長崎港でインバウンド向けビジネスを考える現地視察

クルーズ船で長崎を訪れる観光客をターゲットにしたビジネスのヒントを探ろうと、長崎県内の観光関連の事業者が長崎港の国際ターミナルを視察しました。

長崎国際観光コンベンション協会が開いた視察には、長崎市を中心に飲食店や小売店を営む事業者など約20人が参加しました。

参加者はクルーズ船で訪れる外国人旅行客のニーズをつかむ商品やサービスの
ヒントを探ります。

船から降りた後の行動を見たり、ターミナル内の出店者に品揃えや接客のポイントなどを聞いたりしました。

参加者は「コロナが終わって船の数が増えてきている。ドライヘッドスパを提供できたら」と期待を口にしていて、長崎国際観光コンベンション協会地域開発課の主任、森永亜由美さんは「数年したら(船を)倍とか見かけるようになるはず。大きなビジネスチャンスになると思う。ここを起点にまちを周遊してもらい満足度を高めていくことが必要」と話していました。

長崎港では2024年、150隻ほどのクルーズ船の寄港が予定されています。

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