笑福亭鶴瓶、息子・駿河太郎と約10年ぶり“共演” 成長に感慨「しっかりしたな」

トークショーに登場した駿河太郎(左)と笑福亭鶴瓶【写真:ENCOUNT編集部】

久々の“再会”に鶴瓶「彼が避けているのかな」

落語家の笑福亭鶴瓶が12日、都内で行われた「kikippa」ブランドアンバサダー就任発表&トークショーに、息子で俳優の駿河太郎と共に出席し「なんか嫌ですよね。俺の方が緊張する」と照れくさそうだった。

テレビなどの音声に独自のアルゴリズムで40Hz変調を施し「ガンマ波サウンド」に加工し出力することで、高齢者にも聞きやすい音を提供するTVスピーカー「kikippa」。本製品のブランドアンバサダーに、息子の駿河と共に就任した鶴瓶。ラジオなどで共演することはあったが、親子でブランドや企業のアンバサダーに就任するのは10年ぶりという。

鶴瓶は駿河と共に登壇すると「なんか嫌ですよね。こんな形で一緒になるのはほんま久しぶりですし、普段しょっちゅう会わないので、俺の方が緊張する」と苦笑い。

久々の理由について鶴瓶は「彼が避けているのかな」とおもんぱかると、オファーを受けたことには「でも彼も独立して駿河太郎としてやっているので、そちらが良いのなら」と快諾したという。駿河も「同じ作品に出演したことはありましたが、こうして親子で出るのは10年ぶりぐらい。僕も10年たって、駿河太郎という認識もそれなりにしていただけたのかな……。ある意味親孝行になるのかなと思ってぜひやらせていただきました」と共演した理由を語っていた。

そもそもプライベートでも互いに忙しくて会う機会は少ないという。鶴瓶は「うちの奥さんとはよくご飯一緒に行っているみたいですが、僕は忙しいので」と語ると「でも全然寂しくない。ちゃんと安定してきましたから。学生からこっちの世界に入ってきたときは、お金がなくてちょこちょこ僕のところに来ていましたが、いまは安心しています。良く共演した人から(駿河のことを)褒められるんです。うれしいですね」と親心を見せていた。

最後のあいさつでも駿河が「高齢化社会、親孝行の一つで引き受けたのですが、こういう機会を与えていただきありがたかった」と語ると、鶴瓶は「しっかりしたな」と笑顔で駿河を見つめていた。

イベントには、シオノギヘルスケア株式会社・執行役員セールス本部長・森井徳太、敬遠戦略本保ブランド戦略グループ・中野裕美子ブランドマネージャーも参加した。ENCOUNT編集部

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