「日本で警察制度を学び、自国の警察の改善を図りたい」ODA対象国の警察幹部が広島県警を視察

ODA(政府開発援助)の対象国の警察幹部たちが、日本の警察制度について研修するため、広島を訪れています。

この研修は、警察庁とJICA(国際協力機構)が共同で実施しているもので、アジアやアフリカなどからあわせて18のODA対象国の警察幹部が参加しています。

およそ3週間の日本での研修プログラムのうち、12日から3日間は広島県警が担当。去年5月のG7広島サミットでの警備について紹介する講義や、県警察学校の視察などが予定されています。

それに先立ち、12日は参加者たちが 則包卓嗣 本部長を表敬訪問し、「被爆地である広島を訪れ、非常に畏敬の念を感じる」と述べました。

中米べリーズの警察 サンドラ・エリザベス・バウデン 長官補佐
「日本で法律や警察制度を学び、ベリーズの警察の改善を図るために何ができるかを考えたい」

13日は宮島で駐在所の視察が予定されています。

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