2年ぶりの摘み取り体験13日からスタート サクランボ収穫シーズン始まる

盛岡市の農園で初夏の味覚、サクランボの収穫が進んでいます。霜の影響で2023年には実施できなかった摘み取り体験も13日から始まります。盛岡市向中野にあるサンファームの盛岡さくらんぼ農園では60アールの敷地にハウスが建てられ、その中には赤くつやつやに輝いたサクランボが数多く実っています。園内では、贈答用や直売所用のサクランボの収穫が始まっていて、12日も朝から作業が行われていました。サンファームでは2023年、春先の霜の影響で実がほとんどつかずサクランボの摘み取り体験が行われませんでした。今年は霜を防ぐためのシートを早めに張るなどの対策をして実の付きも良かったため、2年ぶりの摘み取り体験が始まります。園では13品種が栽培されており、13日は甘みと酸味のバランスの良さが特徴の「高砂」や濃い紫色が特徴の「紅さやか」など4品種の摘み取りができます。摘み取り体験は1回40分間で10人以上の団体で利用する場合は予約が必要です。オープン初日はすでに台湾からの観光客30人の予約も入っているということです。サンファームの摘み取り体験は13日から1週間は盛岡の農園で。それ以降は紫波町北沢の農園で7月上旬まで続く予定です。

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