28年ぶりの欧州制覇を目指すドイツ代表、パヴロヴィッチが扁桃炎で離脱…代わりにエムレ・ジャンの選出を発表

ドイツサッカー連盟(DFB)が12日、MFアレクサンダル・パヴロヴィッチ(バイエルン/ドイツ)がEURO2024の代表活動から離脱し、代わりにMFエムレ・ジャン(ドルトムント/ドイツ)を招集したことを発表した。

現在20歳のアレクサンダル・パヴロヴィッチは、今月4日の国際親善試合ウクライナ戦でドイツ代表デビュー。EURO2024本大会のメンバーにも選出されていたが、扁桃炎を患ってしまったようで、代表活動からの離脱を余儀なくされた。

パヴロヴィッチの代わりに招集されたエムレ・ジャンは、現在30歳。今季は、ドルトムントで公式戦38試合に出場し、2ゴールを記録している。ドイツ代表としては、43試合に出場しており、昨年9月以来の招集となった。

今回の招集に関して、ユリアン・ナーゲルスマン監督はDFBの公式サイトにて、以下のようにコメント。経験豊富なジャンに対し、信頼を示した。

「我々はチームにもう一人6番が欲しいと思っており、エムレ・ジャンを招集することにした。彼はすぐに熱意とチームへの参加意欲を示してくれた。多くの試合に出場し、プレッシャーに対処する術を知っている選手だ。彼は今、私たちが必要としている条件を満たすことができる。」

今大会で28年ぶりの欧州制覇を目指す開催国のドイツ代表は、15日にグループリーグ初戦のスコットランド代表戦を迎える。

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