オール群馬で商品開発 ベイシアPBが使用の小麦・群馬県産「つるぴかり」収穫

収穫時の小麦の状態を確認するベイシアの商品開発担当者

 スーパー大手のベイシア(群馬県前橋市亀里町、相木孝仁社長)が県産小麦「つるぴかり」を使ったプライベートブランド(PB)商品を展開する中、同社の商品開発担当者らが12日、本社近くの畑で始まったつるぴかりの収穫を見守った。

 高品質と低価格を追求したPB「ベイシアプレミアム」の一つとして、「群馬県産つるぴかり100%使用生うどん」(3人前、322円)を3月から販売している。

 同商品の開発担当で、小麦の種まきから見学してきた同社商品マーチャンダイズ事業部の星野有規さん(40)や製粉した星野物産(みどり市)、製麺した高山麺業(前橋市)の関係者らが、コンバインによる収穫を見学した。星野さんは「オール群馬」で商品を開発した意義を強調し、「生産者をはじめ、いろいろな人の思いを背負い、お客さまに伝えていく」と話した。

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