全日本小学ソフトボール男子長崎県予選 佐世保OHフレンズV 昨夏全国王者との決勝制す

【決勝、SAIKAI―佐世保OHフレンズ】完投して優勝に貢献した佐世保OHフレンズの先発平野=諫早市小野島グラウンド

 ソフトボールの第38回全日本小学生男子県予選は8、9日、長崎県諫早市小野島グラウンドで行われ、佐世保OHフレンズが決勝で昨年日本一のSAIKAIに5-2で競り勝って優勝し、全国大会(8月3~6日・埼玉)の出場権を得た。
 各地区予選を勝ち抜いた18チームがトーナメントで競った。
 決勝は佐世保OHフレンズの先発平野が完投。身長162センチ、体重69キロの体格を生かした力強い投球で六回まで零封し、最終回は連打を浴びながらも2点に抑えた。打線は初回2死から「捕手として平野を助けたかった」という沖田が先制ソロ。二、四回にも長打を足掛かりに2点ずつ加点した。昨年の全国王者を破り、主将の二塁手吉木は「すっきりした」と声を弾ませた。

© 株式会社長崎新聞社