国土交通省、空飛ぶクルマの商用運航の実用化を促進する取り組みを支援

事業概要

同補助金は、空飛ぶクルマの商用運航の実用化を促進するために必要となるバーティポート計画ガイドラインの策定にあたって、バーティポート整備の課題の抽出等のため、バーティポートの整備に要する経費の一部に対して補助を行う。

「バーティポート計画ガイドライン(仮称)」の策定に向けた実証事業費補助

空飛ぶクルマの商用運航拡大に向けては、バーティポート(VP)の普及が重要であり、VPは世界標準の機能を有するとともに既存の空港と同等の利便性を確保する必要があるという。日本のVP整備については、EASA等の世界標準を参考とした「バーティポート整備指針」が令和5年12月に策定・公表されたところであり、現在この指針に基づき、VPの計画・設計が進められている。

※バーティポート(VP)とは、垂直離着陸機の離着陸場

一方で、VPの設置や管理を予定している者から、VPを計画・設計する際の基本施設の配置、附帯施設や旅客利用施設の必要規模などについての参考目安の提示を求められているという。

これらを踏まえ、国としてはVPの整備を支援し、そのVPにおいて施設の配置・施設の運用・運航実績に関する情報収集をし、VP整備の課題等の抽出や必要項目を整理し、「バーティポート計画ガイドライン(仮称)」を策定する。

▶︎国土交通省

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