副知事再任人事案 山本知事「政治生命かけた約束」改めて理解を求める

宇留賀前副知事の再任人事案を巡って任期を1年間に限るとした提案について山本知事は「政治生命をかけた約束」と改めて理解を求めました。

宇留賀副知事の再任人事案を巡って開かれた12日の県議会・全員協議会で、山本知事は任期を1年のみに限定すると提案しました。

地方自治法で副知事の任期は「4年」と定められていることから一部の議員から法律との整合性や任期を1年とする約束の担保について質問が出ました。

これについて山本知事は13日の会見で総務省への確認なども踏まえ「法律に反しない」との認識を示し、約束の担保については「事前に覚書を交わすなどしたい」と説明しました。

そして、宇留賀副知事の再任が県民のためになるとして改めて理解を求めました。

「知事の、ある意味、政治生命をかけての約束ですから、ご意見があれば担保する方法はご希望に応じて対応することはやぶさかではないが、そこはぜひ信じていただきたい」(山本知事)

このほか、11日前橋市内で登校中の女子高校生が車と衝突して死亡した事故を受け、山本知事は自転車事故で亡くなった人の半数以上が、頭部の損傷が原因として努力義務となっているヘルメットの着用を改めて呼びかけました。

県では、過去3年間に3件以上の自転車事故が発生した交差点に、黄色い看板を55カ所設置していて、ドライバーにも安全運転を呼びかけています。

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