「勝利の女神って言われたい」西武ファン乃木坂46向井葉月が「70点」ピッチ 「1軍に戻って」復活願う〝推し〟の選手とは?

セレモニアルピッチで笑顔を見せる向井葉月(撮影・大泉謙也)

◆西武―広島(13日、ベルーナドーム)
アイドルグループ「乃木坂46」の向井葉月がセレモニアルピッチを務めた。

グループ名にちなみ背番号46で登場し、捕手役は同じ背番号の鈴木将平が担当。左腕から繰り出した球は打席に立ったレオの内角を突き、ワンバウンドとなった。昨年9月1日のソフトバンク戦で初めてセレモニアルピッチを務めた際は満足のいく投球ができずに涙を流したが、この日は「昨年よりもすごく楽しんで投げることができました。70点ぐらい」と笑顔を輝かせた。

向井は西武線沿線に住んでいることから、プライベートでもベルーナドームで観戦する熱烈なレオ党。今年は大好きな岡田雅利捕手を目当てにカーミニークフィールドでのファームの試合を見にきたこともあるという。「岡田選手が今月誕生日なんですよ。その日までにまた1軍に戻ってきてほしいなという思いも込めました」と、左膝の重傷からの復活を目指している〝推し〟への思いも語った。

チームは前日12日の広島戦で快勝し、連敗を8でストップ。向井も今年公式マネジャーに就任した「文化放送ライオンズナイター」にゲスト出演するため球場を訪れていた。昨年セレモニアルピッチを務めた際もチームは勝っている。「きょうも勝ちたいな。やっぱり『勝利の女神』って言われたいじゃないですか。だから西武が勝てるように来ました」とチームに願いを込めた。

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