「振れるだけで戦力」ソフトバンク小久保監督、前日負傷ながらDHで先発出場の近藤健介たたえる「中軸、主力としての責任感」

1回1死満塁、近藤の押し出し四球で生還した周東(右)を笑顔で迎える小久保監督(撮影・西田忠信)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク6―3ヤクルト(13日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが12安打6得点で快勝した。4カード連続の勝ち越しで貯金は最多タイの21。交流戦優勝の可能性も残し、阪神とのラスト3連戦に臨む。

前日、守備で負傷した近藤健介も5番DHで先発出場。3打数無安打とヒットは生まれなかったが、初回には先制の四球も選んだ。

小久保裕紀監督は「痛くても『いけます』ということだったので心強いですね。もちろん痛みもある。やっぱり中軸、主力としての責任感で試合に出てくれていましたし、きっちりフォアボールも取ってくれました。腫れもあるんですが、監督としては『振れるだけで戦力』ということを伝えている。そういう意味では、今日またこれから治療して、明日、様子を見て、(今後の)メンバーを決めたいと思います」と話した。

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