43歳・岩田寛が首位発進 韓国でも“岩田節”は健在「疲れました…」

日韓共催大会で首位タイ発進を決めた岩田寛(写真は前週)(撮影:鈴木祥)

<ハナ銀行インビテーショナル 初日◇13日◇ナムチュンチョンCC (韓国)◇7335ヤード・パー71>

前週の国内ツアーメジャー初戦「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」で公式戦初制覇を果たした岩田寛が、6バーディ・ボギーフリーの「65」をマーク。6アンダーの首位タイ発進を決めた。ラウンド後、「疲れました…。暑さとアップダウンで」といつもの“岩田節”で振り返った。

1番からスタートした岩田は、4番ではピッチングウェッジでピン60センチにつけて初バーディ。9番でも90センチにつけて2つ目のバーディを奪取した。ハーフターン後も3つのバーディを奪い、最終18番パー5でも2.5メートルにつけてバーディフィニッシュを決めた。

開催コースのナムチュンチョンCCは、アップダウンとグリーンの傾斜のきつさが特徴に挙げられる。「聞いていた話よりアップダウンがありました。火曜日、水曜日とカートだったので、運動しようと思ってやっていたのですが、1日で(体力を)使い切りました」。今年で43歳になった岩田には堪えたようだ。

2週連続優勝については、「そんなに意識はしていないです。1日ずつ一打ずつなので」と至って冷静。2日目以降に関しては、「またあしたにならないと分からないです。日替わりなのでここは」と自然体で挑む。

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