大谷翔平が見せる向上心「何が自分にとって大事なのか」…2夜連発も「昨日は昨日」 一問一答

レンジャーズ戦後に取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

2戦連続三振を奪われ「僕の打席でのアプローチが噛み合っていないのかな」

■レンジャーズ 3ー1 ドジャース(日本時間14日・ロサンゼルス)

ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場したが、4打数で5試合ぶりの無安打に終わった。今季2度目の3試合連発とはならず、打率.306、OPS.955。チームは1-3で敗れて2連敗。2カードぶりに負け越した。試合後の一問一答は以下の通り。

――2夜連続ロバートソンに抑えられた。何か特別な特徴が?
「うーん、どうなんですかね。データ通りのピッチングというか、特別変わったことはないとは思いますけど。こちら側の。僕の打席でのアプローチが噛み合っていないのかなと思います」

――ボール球を投げられてスイングしているのか。良いところに投げられて抑えられているのか。
「コーナーの投球が基本的には多いので。それがストライクになっているかはだいぶ違いますし。今日の打席で言うのなら、コーナーの投球がストライクになっているケースの方が多かったかなと思います」

――ローレンゼンに苦戦しているところは。
「バランス良く投げて、もちろん来ているなと。良いピッチングだったなとは思いますけど。みんなでも、打球速度も出ていましたし、捉えるところはしっかり捉えていたと思うので。どちらか横にずれていれば抜けるような打球も多かったのかなと印象的には思っています」

――2夜連続ホームラン。打撃の過程は。
「長いシーズンなのでいい時もあれば悪い時もあるのはその通りなんですけど。よくても悪くても、次の試合はより良くなるように1打席1打席みんな考えている。良くない時というのは余計にそういうことを考えると思いますけど、何が自分にとって大事なのか。良くなるために毎打席毎打席反省しながら次に繋げられたらと思います」

――昨年のワールドチャンピオンとの3連戦を振り返って。
「3連戦ですか? 昨日は昨日でもう終わってはいるので。そこまでの打席は良かったかなと思いますし。今日は今日で、最後の打席は良くなかったですけど、その前の打席は比較的悪い感じはしなかった。全体的には、結果は良くなかったですけど、過程はそこまで悪くなかったかなと思います」

――ナックルカーブの使い方はどう感じた。
「投げ方や間合いの方が独特だと思うので。そこの方がみんなずれる感覚があるのかなと。僕自身も含めて思います」

――チャンスで良い当たりが出ない。力が入っているのか。
「基本的には変わらないですけど。ランナーがいない方が基本的には甘い球はくるものではあるので。統計を取ればその通りになりますけど。良い当たりじゃなかったとしても、今日の一、三塁なんかはとくに。外野フライでも1点入りますし、二塁にまたいって2死だと十分同点にはなるシチュエーションだとは思うので。そういう打撃ができればヒットじゃなくてもいいのかなと思います」

――例年、6月は(打撃が)合ってくる時期だと言っていた。今年はいつもとの違いは。
「うーん、どうですかね。バッティング自体は浮き沈みはありながらシーズンが経つに連れての方が合ってはくると思うので。4月の後半、5月もバッティングの感覚としてはすごくいいなという感じではなかったので。これからもっともっと上げていけたら。数字ももちろんそうですけど、内容的に感覚的に上げていけたらと思いますね」

――佐々木麟太郎がホームラン。
「わからないです。知らなかったです。素晴らしいなと思います。頑張って欲しいですね」(Full-Count編集部)

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