ワン・イーボーがサーキットでの危険行為に声明、「命に対して無責任」とルール順守呼び掛け

中国の人気俳優ワン・イーボー(王一博)が「立ち入り禁止区域への侵入は命に対する無責任な行為だ」として、ルール順守を呼び掛けたことが注目を集めた。

中国メディアによると、ワン・イーボーがサーキットで非公開の貸し切り練習を行った際、部外者が立ち入り禁止エリアに侵入する事態が起きたという。

これについて所属事務所の楽華娯楽は13日、中国SNSの微博(ウェイボー)でサーキット側との「共同声明」を発表。その内容は「6月12~13日の練習時に部外者が禁止エリアに立ち入って見物したことで極めて大きな潜在的危険がもたらされた」というもので、声明は「いかなる見物者であれ、違反行為によって生じた損失にわれわれが責任を負うことはない。レーサーや車両の被害を招いた場合は追及の権利を留保する」との立場を表明するとともに盗撮行為への拒否と非難を言明している。

そしてワン・イーボーの微博公式アカウント「YIBO-OFFICIAL」は声明の発表直後に、「禁止エリアへの侵入はすべてのレーサーに未知のリスクをもたらすだけでなく、自分の命に対する無責任な行為。安全意識はレーサーと観客のどちらにとっても非常に重要です。会場の各ルールを自覚して守ってください」と投稿。声明と同様に盗撮への拒否を示した上で、このスポーツへの尊重も求めており、ワン・イーボーの呼び掛けにファンからは「他人にも自分にも危険な行為。常軌を逸している」「命とルールを尊重しよう」という声や「安全第一」「ワン・イーボーを支持する」「ワン・イーボーの権利を守ろう!」などの声が相次いで寄せられた。(翻訳・編集/野谷)

© 株式会社 Record China