【巨人】坂本勇人50日ぶり4号先制ソロ 直後に打線爆発も反省「あとの打席の内容が…」

北の大地で復調ののろしを上げた巨人・坂本勇人(中)

巨人が14日の日本ハム戦(エスコン)に7―2で快勝し、連敗を6でストップ。「7番・DH」で先発出場した坂本勇人内野手(35)の50日ぶりの一発となる4号先制ソロを契機に打線が爆発した。

ついに悪い流れを断ち切った。0―0で迎えた2回二死走者なしの場面で打席を迎えた坂本は、相手先発・山崎が投じた3球目のチェンジアップをうまく捉え、白球はG党が待つ左翼席へ。「まずは最高の形で先制点を取ることができてよかったです」という先制弾でリードを奪う。

続く3回には相手失策と萩尾の適時打で2点を追加。5回には吉川から2号3ランが飛び出してリードをさらに拡大する。先発したエース・戸郷が完投するには、十分なセーフティーリードとなった。

待望の一発に坂本は「良かったですね」としながらも「たまたま本塁打になっただけで、あとの打席の内容が全然良くないので、そういうところじゃないですかね」と満足はしていない様子。「ここからまた、まずは勝ち越しできるように明日から頑張ります」と早くも視線の先は次戦に向いていた。

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