ちぎり絵制作に親子ら夢中 「新聞ちぎり絵原画展」に合わせ、富山市民プラザで体験会

新聞ちぎり絵の制作を体験する参加者と講師の山崎さん(左)=富山市民プラザ

 富山市民プラザで開催中の「95歳セツの新聞ちぎり絵原画展」に合わせ、新聞ちぎり絵体験会が15日、同プラザで開かれた。親子連れらが身近な材料で手軽に作れる魅力に触れた。

 北日本新聞カルチャーアーバン校(富山市牛島町)でちぎり絵を教えている山崎睦津美さんが講師を務めた。6歳から74歳までの幅広い世代の22人が参加。題材はアジサイで、台紙に下絵を描いた後、ラッピング紙面や写真、広告をちぎり貼っていった。富山市金屋の主婦、長崎宏美さん(67)は「夢中になれて楽しい。いつでもできそうなので、家に帰ってもやってみたい」と話した。

 参加者には、自宅でも楽しめる「新聞ちぎり絵セット」が贈られた。体験会は22日もあるが、定員に達している。

 「95歳セツの新聞ちぎり絵原画展」は7月7日まで。会期中無休。中学生以上500円、小学生以下は無料。北日本新聞創刊140周年記念事業。

新聞ちぎり絵の制作を楽しむ参加者
カラフルな紙面を使って制作を楽しんだ
「95歳セツの新聞ちぎり絵原画展」で作品に見入る来場者

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