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スペイン1部レアル・マドリードは、ウクライナ代表GKアンドリー・ルニンが契約延長するか否かの回答期限を30日に設定したと、スペインメディア「ディフェンサ・セントラル」が報じた。
ルニンは今季、負傷したベルギー代表GKティボー・クルトワの穴を埋める活躍を見せた。しかし、シーズン終盤に復帰したクルトワが、1日の欧州チャンピオンズリーグ決勝で先発を務めたことから、来季のルニンは第2GKの立場に戻ることが濃厚だ。
そのため、出場機会を求めるルニンが移籍を選ぶ可能性も残されるが、いつまでも待つわけにはいかない。そこで期限を設定して、第2GK確保に支障をきたさないようにするわけだ。しかも契約は来季いっぱいとなっているため、ルニンに契約延長の意思がなければ、Rマドリードは今夏の売却に踏み切るとされている事情もある。
同メディアによると、ルニン移籍の際は、スペイン2部エスパニョールのスペイン人GKジョアン・ガルシア(23)をターゲットにしているという。
ルニンを巡っては、複数のビッグクラブが関心を寄せており、出場機会を確保できそうなクラブもある。一時は契約延長を決断したとの現地報道もあったが、まだ流動的な状況のようだ。