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日本代表MF久保建英(23=レアル・ソシエダード)が、去就問題が注目を集める来季について言及した。
久保は11日に行われた北中米W杯アジア2次予選シリア戦(広島)で先発出場。右サイドで攻撃をけん引し、前半22分のオウンゴールを誘引するなど活躍して後半17分に交代した。
試合後、懸念されたもも裏の状態について「1試合目(ミャンマー戦)は練習でいきかけちゃったんで、もも裏が。間に合わなかった。最初から60分間という限定付きでしたけど、うまくやれたかなと思う」と軽症を強調した。
「攻撃が僕できるのはみんな分かっていると思うので、守備のところでできることを見せておかないと『そこがネックだ』とかもう言われたくないので。守備のところもやれるよというのも、広島のファンのみなさんに見てもらえてよかった」と充実の表情を浮かべた。
今夏はビッグクラブへの飛躍が噂されるなど去就が大きな注目を集めている。来季について久保は「どうでしょう、何も来季のことは今いったん頭をシャットアウトしたいので考えていないけど、どうなるにせよ、僕は1シーズン、1シーズンで高い目標を持ってプレーできればと思っている」と白紙を強調。その上で「まあ、今季かなわなかった2桁得点を目指していきたい」とどこでプレーするにせよ、2桁ゴールという高い目標を設定した。
ステップアップはあるのか、オフシーズンは久保のサッカー人生を左右する夏となりそうだ。