「優勝してから行くのが良いと思うけど」 竹田麗央は海外メジャーを前に今季4勝目なるか

単独首位で最終日を迎える竹田麗央(撮影:米山聡明)

<ニチレイレディス 2日目◇15日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6584ヤード・パー72>

先週の「宮里藍 サントリーレディス」では、第2ラウンドのスタート前に背中痛のため棄権をした竹田麗央。「針治療」を行い、今週の火曜日から練習を再開させた。数日間の休養による悪影響はなく、「ヘッドスピードが落ちていることもなく、距離も出ているので、体調はいい」と大会開催前に話していた。

体も回復し、良い状態で挑んだ初日は5アンダー「67」をマークした。3位タイで迎えた第2ラウンドでは、アウトからティオフし1番、2番と連続バーディを奪取。「前半はすごくチャンスについてバーディが獲れていた」と3つ伸ばすことに成功した。後半は「アイアンがブレてあまりチャンスにつかなかった」と2バーディ・2ボギーにとどまったが、前半の貯金を生かしてトータル8アンダー・単独トップに立った。
 
竹田は来週20日(木)から始まる海外女子メジャー「KPMG全米女子プロ」を控えている。「優勝してから行くのがいいと思っていますけど、そんな簡単にはいかない。しっかり自分のベストを尽くせればいいと思います」と大舞台に向けて弾みをつけたい。
 
今季4勝目がかかる最終日。キーポイントと考えているのはパッティングだ。「最後は決めきれた人が優勝すると思う。自分のプレーに集中して、バーディをたくさん獲りたい」。チャンスはしっかり沈めて、逃げ切りVを狙って行く。

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